口約束でのケース(書面での取り交わしがない場合)
口約束だけでは債権の回収をすることは厳しくなります。そこで当事者と連絡が取れるうちに、金銭の受渡し等が有った事実を書面に残して下さい。
書面にする際重要なポイントとして、スムーズに作成協力してもらう為に、第一の目的が債権回収であることをなるべく悟られない様注意すること。
「確認の為にお互いに書面を残しましょう」等の切り出しで話をすれば、比較的にすんなり協力してもらえると思います。いきなり厳しい内容の文面ですと拒絶されることも考えられますので、様子を見ながら慎重に進めてください。
書面を作成する際、最低限の記載事項
- 貸主、借主、連帯保証人の氏名、住所の明示
- 現実に貸し付けた金額、内容
- 返済時期(分割なら毎月の返済日など)
- 返済方法(銀行送金か持参か)
- 利息の設定
- 遅延時の規定
- 貸主、借主、連帯保証人の署名、捺印